# Markdownの打ち消し線・取り消し線の書き方（~~の使い方）

> Markdownで打ち消し線・取り消し線を書く方法。半角チルダ2つの入力例、GitHubやNotionでの対応、表示されない場合の解決方法を解説します。

## まず答え

Markdownで取り消し線を付けるには、文字の前後をチルダ2つ `~~` で囲みます。「打ち消し線」と呼ばれることもあります。

```markdown
~~この案は使いません~~
```

表示例:

~~この案は使いません~~

## 基本の書き方

チルダは半角で入力します。片側に2つずつ必要です。

```markdown
これは ~~古い説明~~ 新しい説明です。
```

取り消し線は、修正履歴、古い案、もう使わない項目を残しておきたいときに便利です。

## GFMの記法です

取り消し線は、元のMarkdown仕様ではなく、GitHub Flavored Markdown（GFM）で広まった記法です。

多くの環境では使えます。

- GitHub
- Slack
- Discord
- Notion
- 多くのMarkdownエディタ

ただし、古いMarkdownレンダラーや制限の強い環境では、`~~text~~` がそのまま表示されることがあります。

## 太字や斜体と組み合わせる

取り消し線は、太字や斜体と組み合わせられます。

```markdown
~~**古い重要項目**~~
~~*古い補足*~~
```

読みやすさを優先するなら、記号の入れ子を深くしすぎないほうが安全です。

## よくある失敗

チルダが1つだけだと、多くの環境では取り消し線になりません。

```markdown
~これは失敗しやすい~
```

前後のチルダの数が違っても崩れます。

```markdown
~~始まりだけ2つ~
```

日本語入力中に全角の記号を混ぜないようにしてください。使うのは半角の `~` です。

## 半角チルダの入力方法

日本語入力がオンのまま全角の `～` を入力すると、Markdownの打ち消し線として認識されません。半角英数入力に切り替えて `~` を入力してください。

- 日本語配列キーボードでは、一般に `Shift` を押しながら `へ` のキーを押します。
- US配列キーボードでは、一般に `Shift` を押しながらバッククォートのキーを押します。

入力後に記号が `~~` になっているか確認します。`～～` では動作しません。

## 対応しているサービス

| 環境 | `~~打ち消し線~~` | 注意点 |
|---|---|---|
| GitHub | 対応 | GFMの標準的な記法です |
| VS Codeプレビュー | 対応 | 標準プレビューで確認できます |
| Notion | 対応 | 入力方法や変換は画面操作でも可能です |
| Slack・Discord | 対応 | Markdownと細部が異なる場合があります |
| CommonMarkのみの環境 | 保証されない | 拡張機能が必要な場合があります |

## 打ち消し線が表示されないとき

1. チルダが半角になっているか確認する。
2. 文字の前後にチルダが2つずつあるか確認する。
3. コードブロックの中に書いていないか確認する。
4. 利用中のサービスがGFMの打ち消し線に対応しているか確認する。
5. `~~ 文字 ~~` のような不要な空白を外して試す。

コードブロックやインラインコードの中では、Markdown記号は通常そのまま表示されます。

## AIに読ませるときの注意

取り消し線は「削除」ではありません。AIは取り消された文字も読みます。多くの場合、「古い案」「廃止された情報」「使わない候補」として解釈します。

AIに絶対に読ませたくない情報は、取り消し線にするのではなく、文書から削除してください。

悪い例:

```markdown
APIキー: ~~sk-...~~
```

良い例:

```markdown
APIキーは文書に書かない。
```

取り消し線は編集意図を残すための記法であり、機密情報を隠す方法ではありません。

## 次に読む

- [Markdownのコードブロック](/ja/code-blocks/) — 記号やコードをそのまま見せる方法。
- [Markdownのリンク](/ja/links/) — 変更理由や参照先をリンクで示す方法。
- [Markdownチートシート](/ja/cheat-sheet/) — 太字、斜体、表などの基本記法。
